カタい話が続いたので、ここらで少し日常の話題を。と言っても、どうも私の文章自体がカタイのか、「ブログを読んだんですが、難しくって、、」という感想をいただくことがけっこう多いので、反省してます。(と言いつつ、今後もクソ真面目に続けるつもりで…
少し古い記事(1ヶ月ほど前のもの)なのですが、ちょっと気になる記載があって、このブログで取り上げなければとメモしておいたものがあります。以下の記事です。 学会、新出生前診断指針見直しへ 年度内に意見取りまとめ - 共同通信 2018年6月23日配信 this…
7月8日〜10日に開催された、日本周産期・新生児医学会の話題の続きです。 この学会は、もともとは日本新生児医学会という名称の学会でしたが、新生児管理の話題だけでなく、新生児が生まれる前段階である周産期管理の話題もテーマとなり、周産期の話題を中心…
7月8日〜10日の3日間、第54回日本周産期・新生児医学会が開かれていました。私は10日にあったシンポジウム10『Inter-professional network 出生前診断を考える』に、シンポジストの一人として登壇しました。 このシンポジウムは、自分にとってもクリニックに…
出生前診断について語る際に、避けて通ることのできないことが、人工妊娠中絶です。人工妊娠中絶は、一定の条件下で合法的に認められており、わが国では年間168,015件(平成28年度厚生労働省衛生行政報告例)行われています。 (ちなみに全体としては、長年…
5月21日の記事の最後で予告していたテーマについて、ようやくまとめる時間ができました。6月の頭に、二つの学会(日本家族性腫瘍学会と日本超音波医学会)の学術集会がいずれも神戸で開催され、前者は当院の田村が会長という大役でしたし、後者でも私が座長…
前回エントリーの最後に、次は検査を規制するという考えのどこが間違っているかについての論考を行うと予告し、途中まで文章を書き始めていたのですが、最近診療の場で気になるケースが連続したので、先にそれについて書きたいと思います。 私のクリニックに…