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FMC東京 院長室

FMC東京クリニック 院長のブログです

18トリソミーは、あまり知られていない?

18トリソミーという染色体異常について、一般にはどのくらい知られているものなのでしょうか。私は、もっと知られていると勘違いしていました。 長年にわたり、胎児診断の世界に身を置いていたために、私たちの感覚と一般の人たちの感覚に大きな違いがあると…

施設認定を受けずにNIPTを実施している施設 今はどうなっている?

昨年末に、無認定でNIPTをおこなっている医師を処分するというニュースがありました。 無認定で新型出生前診断=医師3人を懲戒処分―産婦人科学会 この3人の医師のうち2人は、学会からの勧告を受けて、今後検査を行わないと誓約したが、1名は誓約しなかったと…

NIPTだけを厳しい指針で規制することによって何が起きているのか? (2)

前回の続きです。 羊水検査(羊水穿刺)の実施について、日本産科婦人科学会の『見解』内の以下の記載 (3)絨毛採取や,羊水穿刺など侵襲的な検査(胎児検体を用いた検査を含む)については,表1の各号のいずれかに該当する場合の妊娠について,夫婦ないしカ…

無認定で新型出生前診断=医師3人を懲戒処分―産婦人科学会

別の記事を書きかけていたのですが、以下のニュースが入ってきました。このことについて一言述べておかなければならないでしょうね。 無認定で新型出生前診断=医師3人を懲戒処分―産婦人科学会 (時事通信) - Yahoo!ニュース > 新型出生前診断は臨床試験と…

NIPTだけを厳しい指針で規制することによって何が起きているのか? (1)

これまで何度か、日本医学会ほかが提示している指針に違反してNIPTを行っている施設の話題や、なぜ当院ではこの検査を行うことができないのか、指針とはどのようなものなのかなどについて、記載してきました。NIPTを行うための指針とは?(2016年10月25日)…

ほんとうにたくさんの症候群があるんです。

当院で遺伝カウンセリングや検査の説明をおうけになる方々とお話しする中で、胎児の検査でみつかるものというと、ダウン症候群のことだけが頭にある方がある一定数おられることがわかりました。ご親戚やお知り合いに、詳細はわからないけれども少し発達の遅…

「『母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査』についての共同声明」について(2016年11月25日)

平成28年11月2日、日本医師会、日本医学会、日本産科婦人科学会その他が、『「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」についての共同声明』を発表しました。http://www.jspnm.com/topics/data/topics20161114.pdf これは、この検査に関する日本産科婦人科…

NIPTを行うための指針とは?(2016年10月25日)

日本医学会などの指針に反して、新型出生前検査(NIPT)を行っている施設が現れたと言う報道が出てきています。当院受診を検討しておられる方々は特に関心をお持ちの話題ではないかと思われます。しかし、多くの方々は、一体どのような指針に基づいてこの検…

公開シンポジウム NIPT現状と今後 2015年11月23日

2015年11月25日の記事 公開シンポジウム出席後の感想です。 一昨日おこなわれた公開シンポジウムに、中村・田村の2名が出席しました。このシンポジウムの中心テーマとなっているNIPTは、残念なことに当院では行うことができません。しかし、当院の遺伝カウン…

超音波検査は、正常・異常を判別しているのか?(2015年8月26日)

まずは、これまでにFacebookページ上で書きためてきたコラムなどをこちらに再掲していきたいと思います。はじめは、昨年8月26日(開院して2週頃)の記事です。 超音波検査をうけて、何かを指摘された場合、それが異常を見つけたことになるのかについての誤解…