FMC東京 院長室

                                                                  遺伝カウンセリングと胎児検査・診断に特化したクリニック『FMC東京クリニック』の院長が、出生前検査・診断と妊婦/胎児の診療に関する話題に関連して、日々思うことを綴ります。詳しい診療内容については、クリニックのホームページをご覧ください。

胎児について

女の子?男の子?

当院を受診される方の多くは、胎児に何か異常が見つかるかもしれないという不安を漠然と抱えておられますので、医師の一挙手一投足に敏感に反応されます。胎児を観察する際に、より正確な断面でより確実な診断をしようと思うと、状況によってはこれで確実!…

考え方は人それぞれ。自分基準で決めてもらっていいんですが、、、

カタい話が続いたので、ここらで少し日常の話題を。と言っても、どうも私の文章自体がカタイのか、「ブログを読んだんですが、難しくって、、」という感想をいただくことがけっこう多いので、反省してます。(と言いつつ、今後もクソ真面目に続けるつもりで…

子宮の中なんて、狭くっていいんです。

ゴールデンウィークで、クリニックもお休みをいただいており、私ものんびり過ごしています。そのせいで、ブログの更新もサボり気味になってしまいました。 来週末には日本産科婦人科学会が控えており、私たちにとっても重要な動きがあることが予想されていま…

「命」について(人はいつから人なのか、など)

「新型出生前診断」と同様に、マスコミが好んで使う言葉で気に入らないものの一つに、「命の選別」があります。これを「気に入らない」などというと、反発されそうなので、丁寧に論考しないといけないと考えているのですが、まずは「命」について考えてみた…

超音波検査「所見」と「診断」の違いについて

ちょっと硬い(というか難しい)話題が続いたので、ここらで身近な診療の話題を。 超音波検査とその検査結果の説明をしていて、いつも難しいなと感じるのは、超音波で確認した「所見」について、どう伝えればどう理解してもらえるのかということです。 何し…

へその緒が絡んだって、いいじゃないか!

さて、久しぶりに日常診療の話題です。 当クリニックでは、毎日何人もの妊婦さんの超音波検査を行なっているのですが、そんな中でよく聞かれる質問があります。 私たちは、子宮の中で胎児が動き回っていると、『元気に動いているな』ということを確認すると…

ついつい専門的になってしまって、すみません。− 胎児とはどういうものなのか、について。

学会関連の堅い話が続いたので、ここらで少し日常診療の話題を提供したいと思います。 実は、日常診療で気になっていることはたくさんあって、いろいろと書き溜めているのですが、文章がまとまってないものが多く、公開されずにいます。今後、まとまったもの…