3週間ほどブログの更新が滞っていましたが、この間、いくつかの記事を書いては最終的にまとめられず、書きかけのままのものが溜まりつつあります。しかし、表題のニュースが出ましたので、これからしばらくはこの話題で行くことになると思います。今書き溜めているものはお蔵入りかなあ、、、
さて、昨日日本産科婦人科学会の理事会が行われましたが、注目されていたNIPTの指針問題、どうなったでしょうか。
毎日新聞が先走って記事を出しましたが、その後、日本産科婦人科学会が「お知らせとお願い」を発表し、記者会見も行われたようです。
私たちは、専門家集団である「出生前検査の適正なあり方を考える会」として、日本産科婦人科学会宛に公開質問状を提出し、回答期限を20日としていましたが、これまでに回答を得られませんでした。
学会は指針案のまま強引に進めるか、何らかの譲歩を示すのか、と考えていたのですが、
日本産科婦人科学会、ここへ来て突然の弱腰。一体どうしたことか。
国が動くなら自分たちが強引に進めるべきではないと判断したのか。いろいろな意見に耳を傾ける必要を感じたという大人の対応のつもりなのかもしれませんが、そんな弱腰になるなら、はじめから無理な進め方をしなければよかったのにと思います。
しかし、日本産科婦人科学会が強引にやる姿勢を示し物議を醸したことでやっと国が重い腰を上げたということなのかもしれません。それにしても国の対応は遅すぎると言えるでしょう。これまで学会に丸投げしてきたツケは大きいです。これから検討会を立ち上げてどうなるのか、その「検討会」とやら、どのようなメンバーで検討するのでしょうか。現実にある問題を理解しているメンバーだと良いのですが、、、、
これから、今回の発表や記者会見内容、ニュースをよく確認し、掘り下げた記事を続けていこうと思います。